Interview 病院でのリハビリテーション指導によって、息苦しかった毎日の生活が、楽に送れるようになりました

このインタビューの内容がすべてのCOPD患者さんに
あてはまるものではありません。
また、患者さんによって適切な治療が異なるため、
必ず医師に相談するようにしましょう。

リハビリを担当している理学療法士からのコメント

 最初にリハビリに来られた時は少し動くと息が苦しいという状態で、一人で生活をしていくのがままならない状態でした。
 リハビリの中でも、筋力や持久力は身につくまでに時間がかかりますが、生活動作についてのリハビリは、呼吸の仕方や動作のスピードを調整するなどの練習になるため、やり方さえ習得できればすぐに効果を実感できます。

 理想を言えば、リハビリは週2回位は来てもらいたいところですが、こちらの患者さんのようにランチに出かけたり、洗濯したり、お風呂に入ったりして生活の中で動けていれば、週1回でも体力や筋力を維持していけると思います。やはり、日常生活の中で動いていくことが、状態を維持していくためには重要なのではないでしょうか。
 病院では、3カ月に1回ぐらいのペースで体力テストをやっていますが、数字で見てご自身の状態が分かる事は、リハビリを続けていくモチベーションに繋がるのだと感じています。