- 生活の工夫 -食事の工夫

1日のリズムを作り、食べることの楽しさを思い出しましょう

COPDでは食べると胃が膨らみ横隔膜を圧迫し、食事をとるのが苦しくなることもあります。
しかし、食事がきちんととれないと、体重が減って、呼吸や歩行に使う筋力も落ちてしまいます。
大切なことは、1日のリズムを作ることです。
リズムができると、動くことが増え、お腹が減りやすくなり、食事の回数が増えます。
例えば、朝は決まった時間に起床すれば、朝ごはんを食べる習慣が作りやすくなります。

1日のリズムを作りましょう

食事のとり方のポイント

  • 楽しく食事がとれることが大切
    「今日は何を食べようかな?」と食べることを楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。
  • お腹にガスがたまる食品は避ける
    炭酸飲料やイモ類、栗などのお腹にガスがたまりやすい食品は、横隔膜が圧迫され、息苦しくなります。
  • 食事の回数を増やし、満腹を避ける
    満腹になると横隔膜が圧迫され息苦しくなります。
    そのため、1回の分量を減らし、食事の回数を増やすようにしましょう。

自炊にこだわる必要は
ありません

自炊することが負担になる場合は、スーパーやお弁当屋さんのお惣菜を活用するのもよいでしょう。
バランスがとれた食事の宅配サービスなどもあります。
しっかり食べる習慣を作ることが、何よりも大切です。

高タンパク、バランスのよい食事

バランスのよい食事をとることは、病気に負けない体づくりのために重要です。

意識してほしい栄養素

特に、筋力をつけ、やりたいことができる体になるためにも、タンパク質は欠かせません。やせ気味な場合は、脂質(油やバターなど)の多い食品も取り入れましょう。

炭水化物
ごはん・パン・麺
タンパク質
魚・肉・
卵・大豆製品
カルシウム
牛乳・乳製品など
ビタミン
野菜など

体重を量る習慣をつけましょう。

BMIが20以下は、食事が上手にとれていないかもしれません。
BMIが低くなると、病気が進行したり、入院したりとなりやすいです。
自分の身長から、BMIが20となる体重を確認しましょう。
例えば、身長165㎝の場合、体重が約54㎏以下なら、要注意です。
日頃から体重を量り、体重減少に気を付けましょう。

BMI早見表

厚生労働省「食事バランスガイド」より改変

日本呼吸器学会COPD ガイドライン第6版作成委員会(編). COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版 2 022. メディカルレビュー社, p81, 112-113
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書

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