- 生活の工夫 -食事の工夫
しっかり食べるために、1日のリズムを作りましょう
COPDでは食べると胃が膨らみ横隔膜の動きが悪くなるため、食事をとるのが大変に感じることもあります。しかし、食事がきちんととれないと、体重が減って、筋力も落ちてしまいます。そのために大切なことは、1日のリズムを作ることです。朝、決まった時間に起床すれば、朝ごはんを欠食せずにすみます。また、体を動かすことで、お腹も減り食事の回数も増えます。
1日のリズムを作りましょう
食事のとり方のポイント
- 楽しく食事がとれることが大切
- 「今日は何を食べようかな?」と食べることを楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。
- おなかにガスがたまる食品は避ける
- 炭酸飲料やイモ類、栗などのおなかにガスがたまりやすい食品は、横隔膜が圧迫され、息苦しくなります。
- 食事の回数を増やし、満腹を避ける
- 満腹になると横隔膜が圧迫され息苦しくなります。
そのため、1回の分量を減らし、食事の回数を増やすようにしましょう。
- 高タンパク食品をとる
- 魚、肉などの動物性タンパク質のほか、大豆などの植物性タンパク質をとりましょう。タンパク質をとって、筋肉をおとさないようにするためです。